政治

弾道ミサイル(北朝鮮)の値段はいくら?なんのために飛ばすの?日本に落ちたらどうなる?

先日も連続で北朝鮮からミサイルが発射されたとニュース速報に上がっていましたね。

定期的にミサイルを発射しているイメージのある北朝鮮ですが、

「弾道ミサイルの値段はいくら?」
「なんのために飛ばすの?」
「日本に落ちたらどうなるの?」

怖すぎてこんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はこちらについてまとめてみました。

  • 弾道ミサイル(北朝鮮)の値段はいくら?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)なんのために飛ばすの?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)日本に落ちたらどうなる?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)に対する日本の対策

 

弾道ミサイル(北朝鮮)の値段はいくら?

1回発射する費用は、

  • 中距離 約11億6000万円
  • 短距離 約3億3000万円〜5億万円
  • 大陸間弾道ミサイル 約22億5000万円

北朝鮮で家族4人が1日3食を食べ、
衣食住に困らない生活をするためには毎月1万2000円ほどあれば生活できるそうなので、
そこから考えてもすごい金額ですよね。

ミサイル1発に莫大なお金がかかることがわかりましたが、
ではその資金はどこから捻出されているのでしょう?

以前ニュースにもなっていましたが、
サイバー攻撃により約58億円の仮想通貨を盗み、
核兵器開発の資金源にしていたことが明らかになっています。

また、IT技術者を海外に派遣しアプリの開発等で得た収益を資金源にしていたという説や、
実は水面下で北朝鮮と手を組んでいる国があるようだという説もあります。

経済困窮と言われている北朝鮮ですが核やミサイル開発にあてる資金だけは確保しておきたいのでしょう。

弾道ミサイル(北朝鮮)なんのために飛ばしているの?

北朝鮮は軍事力がそれほど高くはありません。
アメリカや韓国、ロシアや中国そして日本よりも軍事力は低いですが、
兵士の数は多いようです。

所持している武器や戦車は性能が低いということは北朝鮮自体もよくわかっており、
核兵器を使うしかないという考えに至っているのでしょう。

そこからミサイル開発に力を入れているようですね。

この背景には、アメリカとの交渉が行き詰まっているのも関係があるでしょう。
アメリカがバイデン政権に変わり、
北朝鮮への関心がないことが浮き彫りになってきたため、

アメリカへの抑止力を強化するために軍事力を強めているといいます。

どちらかというと攻撃をするというより自国を守るため、
軍事力を強化するためにミサイルの開発をしているのですね。

弾道ミサイル(北朝鮮)日本に落ちたらどうなるの?

北朝鮮からミサイルが発射されて日本に飛んでくるのはほんの短時間です。

ミサイルの種類や方法により異なるとは思いますが、
数年前に北朝鮮から発射されたミサイルはわずか19分で北海道の東約2000kmの太平洋上に落下しました。

現在、弾道ミサイルが発射され日本の上空を通過したり落下する可能性がある時は、
Jアラートが発動するシステムになっています。

Jアラートが鳴った場合の行動

では、Jアラートやサイレンが鳴った場合の行動はどのようにしたらいいのでしょうか?

屋外にいるとき

屋外にいる場合は近くにある建物に避難します。
地下や丈夫な建物にこしたことはないですが、
屋内にいた方が良いかと思われます。

屋内にいるとき

屋内にいても窓のない部屋か窓から離れた場所にいることが望ましいです。

周りに建物がないとき

周りに建物がない場所にいる場合は物陰や伏せて頭部だけは守りましょう!

車内にいるとき

もしも車内だった場合は引火する恐れもありますので車を停めて避難した方が良いとされていますが、
どうしても車内から出られない場合は車の中で姿勢を低くしておく必要があります。

 

もしもミサイルが落下した場合は政府からの情報収集をして指示を待ちましょう。

パニックになってすぐに屋外には出ずに引き続き屋内にいた方が安全です。
換気扇をとめたり窓を閉めたりと外の空気が入らないようにすることが大切ですね。

今年に入りミサイルの発射情報が頻繁に聞かれるようになっているため「ああまたか…」と日常化してしまっている部分もあるかもしれません。

いつか飛んでくるかもしれないと危機感を持っていざというときの対策を知っておくといいですね。

弾道ミサイル(北朝鮮)に対する日本の対策は?

日本では北朝鮮のミサイル発射に備え、
2004年からミサイルを防衛するためのシステムの整備を開始しているそうです。

自衛隊はレーダーや、人工衛星などを使ったり航空機や艦艇を配置して24時間体制で監視しているようですね。

日本をめがけてミサイルが発射された場合、
レーダー等で探知し瞬時に落下地点を予測できますし、
すぐにJアラートを発動して避難を呼びかけることも出来ます。

常に監視し、対策も練られているといえどJアラートが鳴ったら怖いですよね。

まとめ

  • 弾道ミサイル(北朝鮮)の値段はいくら?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)なんのために飛ばすの?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)日本に落ちたらどうなる?
  • 弾道ミサイル(北朝鮮)に対する日本の対策

今回はこちらについてまとめてみました。

1発で安くても3億超かかるミサイルですが、
数発連続で発射する日もありますね。

どちらかというと攻撃というよりは軍事力を高めている、
実験的に発射しているということも分かりました。

しかし、日本に落ちたらどうしようと思っている方も多いと思います。

日本ではJアラートが鳴るように設定されていますが、
もしアラートがなった場合の対処法についてもまとめました。

国のことなので一概には言えませんが、
平和に暮らせる日が少しでも続くようになるといいですね。