大阪万博の公式キャラクターの名前が「ミャクミャク」と発表されましたね。
このミャクミャクというキャラクターですが、
ネット上で
「気持ち悪い」
「怪奇すぎる」
「なぜこれになった?」
このような酷評される声が相次いでいます。
しかし、一方で「ミャクミャク様」となぜか敬称をつけて呼ぶ方も・・・
このミャクミャクという一見不気味なキャラクターをデザインしたのはいったい誰なのでしょうか?
ミャクミャクのデザイナーは誰?
神戸出身のデザイナー山下浩平さんによるものです。
- グループ名: #mountainmountain( マウンテンマウンテン)
- 作者(代表者): 山下浩平( やましたこうへい)
- 生年:1971年生 職業:デザイナー・絵本作家
- 大阪芸術大学美術学科卒業生
2025年大阪・関西万博の公式キャラクターのデザインを制作した「マウンテンマウンテン」の代表の山下浩平さんと決定した公式キャラクター pic.twitter.com/bkGsz1BOPl
— 阿彌陀 (@Amitayus33) March 22, 2022
コンセプトは、
「水の都・大阪での万博を意識し、
一人一人の頭の中で、色々な姿に変化していくこと」
多様性を象徴するキャラクターに
という願いが込められているようです。
ミャクミャクの名前の由来や作者は?
2025年の大阪万博の公式キャラクターの名前がミャクミャクになったと発表がありました。
実はこの名前、公募されたもので33,197件もの応募の中から選ばれた名前なんだそうです。
作者は?
33,197件の中から選ばれた名前「ミャクミャク」ですが、
この名前を応募した方は二人いらっしゃいました。
氏名:川勝 未悠(かわかつ みゆう)
生年:1984年(37歳くらい?)
氏名:作田 陽向(さくだ ひなた)
生年:2002年(19歳くらい?)
最優秀作品には賞金として30万円を贈られたそうなのですが、
2名いらっしゃったということで割り振られて、
一人15万円になるようですね。
由来は?
最優秀作品賞はお二人が受賞したということですが、
やはり込めた思いはそれぞれ違います。
(川勝さん)
今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化。
変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、
私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。
そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けました。
またミャク=脈であり、生命そのもの。
ミャクミャクという2音が続く様は命が続いている音にも聞こえます。
(作田さん)
初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。
また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、
「脈」という言葉で表せられると思ったため。
お二人がそれぞれ違う思いではありますが、
すごく説得力があるというか、
とてもいい名前を付けられているな~とただただ納得してしまいますね。
ちょっとこのキャラクターが神々しい感じがしてきました。
ミャクミャクがなぜか「様」付けの謎!
素敵な名前の由来であるミャクミャクというキャラクター。
当初は、
「気持ち悪い」
「怪奇すぎる」
「なぜこれになった?」
このような意見が相次ぎ、
あまり歓迎されていない雰囲気さえ感じていました。
しかし、ネット上では「ミャクミャク様」と呼ばれる不思議な現象が・・・
なぜ「様」という敬称をつけられているのか調査してみました。
なぜかな~~今までもオリンピックやその他大きな世界的イベントでいろんなマスコットが存在してたのに様付けしてないよね
ミャクミャク様は最近生まれたマスコットではなく古来から日本に存在してた感じがする…
— うおこ (@damascusn) July 18, 2022
なぜか皆さんミャクミャク様呼ばわり
— メロンパンナ (@OjyouPanna) July 18, 2022
最初に見たときは「いや、これは…(怖すぎる)」と思ったけど、今はなぜか「お、意外と…?(イケる)」と思ってる。本体ミャクミャク様の周りも雰囲気を合わせたせいかな?
いや、私が騙されてるのか?? https://t.co/2gPWnU7ChT
— 考えるみっつ🌈 (@Gorone_Hirune) July 18, 2022
このようになぜだかわからないけど神格化してしまっているという声が多かったです。
しかし、中にはこのような意見もちらほら見られました。
ミシャグジさまをなぜか連想した、ミャクミャク様って聞いた時
— 通過之犬仔 (@toowann) July 18, 2022
ミャクミャクという名前を聞いて「ミシャクジ様」を連想したという方もまあまあいらっしゃいました。
ミシャクジ様というのは中部地方を中心に関東・近畿地方の一部に広がる民間信仰で祀られる神様のことのようで、
震源地は長野県の諏訪地域とされています。
子孫繁栄のご利益があるとされることが多いのですが、
もともとは石の神や蛇の神だったとも言われています。
民間信仰について説明が難しいのですが、
稲の豊作を祈願する儀式とか雨ごいとか、
そのようなものを民間信仰というようです。
なんとなくそのミシャクジ様を連想して、
なんとなく似ているから様をつけたくなったという声もありました。
- ミャクミャクという名前の由来もなかなか深い意味が込められている
- 神様を連想させる
- 奇妙な見た目
このような理由が合わさり、
なんとなく様をつけてしまうということのようですね。
気持ち悪いとは言われているものの、
逆にそれがいいという風になっているようですね。
戦略としては大成功かもしれませんね。