沖縄の本土復帰50年を記念して、沖縄北部の「やんばる」が舞台のNHK「連続テレビ小説」第106作品目の2022年4月11日から放送の『ちむどんどん』がSNS上で炎上し、話題となっていますね!
仲間由紀恵さん、大森南朋さん、片桐はいりさんから、川口春奈さん、上白石萌歌さん、山田裕貴さんの大御所俳優から若手実力派俳優まで様々な著名人が出演することもあって、始まる前から話題を呼んでいた『ちむどんどん』ですが、放送開始からも何かとSNSで炎上し、話題になることが多く、アンチが多いとの情報も気になります。
脚本が最悪で面白くないとの声も。
また、NHKの前田晃伸会長もコメントを出すほどとか!
今回はドラマ内容やキャスト、脚本家についてSNSで炎上した理由を調べてみました!
ちむどんどんが炎上したのはなぜ?
まず、Twitterのトレンドにもよくあがっている#ちむどんどん反省会について調べてみました。
視聴率は平均17%で低いわけでもない『ちむどんどん』
多くの視聴者がいる中で無理のある設定や、茶番劇のような展開にツッコミどころが満載だそうです。
Twitter上では視聴者が『#ちむどんどん反省会』のハッシュタグで内容のダメ出しや感想を投稿したことから一気にバズり連日盛り上がりを見せています。
このタグ付けは5月9日から目立ち始め、初回放送日が4月11日ということから、だいぶ初期のころからツッコミどころが多いことがわかりますね。
高級イタリアン料理店『アッラ・フォンターナ』にチンピラが入店、泥棒
高級イタリアン料理店にチンピラが出入りするのは通常では考えにくいですね。普通は予約が事前に必要であったり、入店時にウエイトレスが先に止めに入ります。また、高級料理店であればセキュリティもそこそこしっかりしているはず。
そんな中でのチンピラの出入りが数回、泥棒まで入られてしまうのは確かに非現実的な内容ですね。
女性を「お古」との表現
これは見出しを見てもわかる通り、女性は良い思いをしない表現ですよね。
この表現がされたのは31日に放送された103話でのワンシーン。酔っぱらった常連客が「お古」や「お下がり」、「姉から妹へ乗り換えた」といったセリフがあり、女性に対してのとらえ方や、モノのように扱われている表現の仕方が世間から批判されてしまう理由の一つだったのかもしれません。
ヒロイン暢子の妊娠
妊娠というのは喜ばしいことで、SNS上でも祝福の声が上がっていましたが、あまりにも暢子が軽快に動けている姿、妊娠初期なのにも関わらず胎動を感じ、外から第三者がお腹を触ってもわかったという表現がありました。
私自身も妊娠、出産を経験していますが、妊娠初期で胎動を感じることや第三者がお腹を触って「蹴った!」とわかるようなことは、まずなかったです。。
これらが特に炎上理由として多くとりあげられており、実際のSNS上でもこのような声があがっていました。↓
相変わらず想像の斜め上をいく酷さだ。佐津川愛美の役にそんな過去の設定。もう、いらないだろう反社。どこでどう知ってフォンターナに乗り込んできたのか、このチンピラ。いったいチンピラ何人出てきた?これじゃあちむどんどんじゃなくて、チンピラどんどんだ。 #ちむどんどん反省会この朝ドラに決定的に欠けているのは「爽やかさ」だと思う。酔ったおじさんに若い女性を「お古」だの「お下がり」だの。女性をモノとしか捉えてないからそういう本音がポロッと出るんでしょう。非常に不快と憤りを覚えました。 #ちむどんどん #ちむどんどん反省会 男性のみなさーん! 世の中の妊婦さんが暢子ちゃんみたいに動けると思わないで下さいねーー! つわりがなくても身体は変化して大変なんですよーー! お腹が大きくなって重たい、とかだけじゃないんですよーー! ましてや新規開店とか無理やからー! #ちむどんどん反省会
【引用元】(20) #ちむどんどん反省会 – Twitter検索 / Twitter
たしかに、どれも的を得ていますし、炎上してしまう理由もわかりますね^^;
視聴者が投稿したハッシュタグが盛り上がり、今回の炎上にも火をつけたようです。
ちむどんどんは脚本が最悪で面白くないと批判集中!
様々な厳しい意見が飛び交い、NHK前田晃伸会長もコメント発表していましたね。
NHKの定例会長会見が1日、東京・渋谷の同局で行われた。
前田晃伸会長は、放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜、前8・00)がネットを中心にさまざまな意見が噴出していることについて言及。「様々なご意見をいただいていますが、ドラマでありますから、いろんなご意見を頂いています。ドラマの筋を変えろというご意見もいただきましたが、ドラマということでご理解いただきたい。ご意見をいただいて、ドラマというのは成長していく」と語った。
【引用元】NHK会長 「ちむどんどん」に「ドラマということでご理解を」さまざま意見噴出で (msn.com)
ここまで脚本が最悪との声が上がっているのはなぜなのでしょうか?
こちらについても調べてみましたが、
炎上理由にもあったように、女性のことを「お古」や「お下がり」等の表現の仕方をしたり、
妊娠中の暢子が自分の店を開店させるために動きすぎています。
現実はここまで軽快に行動できないし、世の男性が勘違いするとの女性ならではの厳しい声が上がっていました。
さらには、オリジナル作品であるのに先が読めすぎてしまう展開にも、
脚本が最悪で面白くないと言われてしまう理由だそうです。
ちむどんどんのあらすじネタバレ!
『ちむどんどん』とは沖縄の方言で「胸がわくわくする気持ち」ということもあり、
「家族」「ふるさと」をテーマにした笑いあり、涙ありの作品です。
ヒロイン比嘉暢子(黒島結菜)は豊かな自然に恵まれた「やんばる地方」のサトウキビ農家の次女として育ちます。
夢を追いかけながら4兄妹たちと支えあう絆を描いています。
高校を卒業した暢子は、沖縄料理に夢をかける為、東京へ上京。
都会の環境にもまれながらも、様々な人と出会い、人生感も変わっていく。
レストラン修行に励む中で厨房の花形をこなせるまで成長します。
そんな日々の生活で、シェフの二ツ橋光二(高嶋政伸)が大けがをしたり、
泥棒が入ったり、、、
また、運命の恋を見つけてフリーランス記者である青柳和彦(宮沢氷魚)と結婚、
そして自分の店も開店、妊娠も経験!というありふれた日常の中に、普通ではあまり起こらないような非日常的な出来事もあるストーリーです。
まとめ
炎上理由と脚本が最悪で批判集中した理由は、
視聴者の#ちむどんどん反省会のハッシュタグからバズり、SNSで盛り上がりを見せ、
先の読めてしまう展開と非現実的な出来事や女性に対する言い回しからでした。
今回はアンチにフォーカスした内容でしたが、
『#ちむどんどんする』という応援内容の投稿も多くあがっているようです。
実力派俳優も多数出演しているので演技の評判もいいようです。
批判は多いものの、なんだかんだ気になる今作のNHK「連続テレビ小説」
ついに最終回まで1ヵ月を切ってしまいました。
8月31日にはヒロインを務める黒島結菜さんがクランクアップをし、コメントも発表しています。まだまだ最後まで盛り上がりそうで目が離せませんね^^