ロシアのプーチン大統領が演説でこのように発表したようです。
ウクライナ侵攻を巡り、ロシアのプーチン大統領が演説を行い、予備兵など一部のロシア国民の動員を発表しました。
プーチン大統領は日本時間の21日午後3時ごろに放送された国民向けの演説で、予備兵など一部のロシア国民を動員すると発表しました。
動員は、21日から開始されるということです。
プーチン大統領は現在、予備役にあって、特に軍隊への勤務経験や軍事的な専門性を持っている市民が動員の対象になるとしています。
また欧米諸国が核の脅威をちらつかせていると訴え、ロシア本土とウクライナにある親ロシア派地域の安全が脅かされた場合は、ロシアが持っているすべての武器の使用も辞さないとして、核兵器の使用も示唆しました。
プーチン大統領は「これは、はったりではない」と強調しています
引用元:テレ朝ニュース
この発表を見て、
「結局どういうこと?」
「なぜこんな発表をしたの?」
そんな風に思われたのではないでしょうか。
そこで今回はこの部分的国民動員とはどういうことかについて解説したいと思います。
部分的国民動員ってどういうこと?
ロシアは大国で兵士もかなり多いイメージがありますね。
ですが、このウクライナ侵攻では実はロシア兵が圧倒的に不足しているんです。
しかも、ロシア兵の士気もかなり低いんです。
一方ウクライナは自国を守らなければならないため必死です。
これだけウクライナ侵攻が長引くのもこのウクライナの兵士たちが頑張っているからでしょう。
今回の侵攻で犠牲となった兵士はロシアの兵士で2万人、
ウクライナでは2500~3000人と言われています。
双方かなりの犠牲者が出てしまってはいますが、
ロシアが圧倒的に多いです。
それが影響してかはわかりかねますが、
ロシアでは兵士の調達もうまくいっていません。
報酬が平均給与の4倍になることもあるということですが、
なかなか兵士が集まらないようです。
しかし、それがバレるとロシア軍的には都合が悪いのでこんな国民動員はしたくなかったんです。
ですが、どうしても足りないということで”部分的”という言葉を使い濁しつつ、
半ば強引に国民を兵士とすることにしたということです。
具体的にどうなること?
結局のところ強制的に兵士を集めることをすると発表しただけで、
特に新しいことが始まるわけではないです。
しかし、このままロシアのウクライナ侵攻が長引けば最悪核兵器の利用も考えられます。
おとしどろ