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走行距離課税はいつからでいくら?対象や田舎の場合は?

鈴木俊一財務大臣がEVに対する課税のあり方について「走行距離課税は一つの考え方である」と述べたことで話題になっています。

「走行距離課税はいつからなの?」
「走行距離課税っていくら?」
「そもそも走行距離課税って何?」
「対象は?」
「田舎の場合は不利じゃない?」

最近何もかも値上がりで家計が苦しくなっているのに、
あれやこれやと税金をあげられて不満はたまる一方ですよね。

今回は走行距離課税についていろいろ調べてみました。

走行距離課税とは何?

走行距離課税というのは
「自動車の走行距離に応じて税金を課す」

というものですね。
走れば走るだけ税金が高くなるというものです。

導入の背景は?

政府は2035年までに新車販売される乗用車すべてをEV車にすることを目指しています。

そのためには今あるガソリン車をEVにしなければなりません。
そうなるとガソリンの消費量が減るのでガソリン税の税収は減りますよね。

税収が減ってしまっては困るので、
「今度はEV車からもガソリン税に代わる税金をとってやろう」

ということで考えられたのが「走行距離課税」というわけです。

この走行距離課税を正当化する理由は2つ。

  1. EV車にはガソリン車のような燃料に対する課税がない
  2. EV車は車体が重いので道路に負担がかかり維持・補修するのにお金がかかる

このようなことから走行距離課税を導入しようとしています。

対象はどの車?

対象をどの車にするのかがまさに論点になっており、現段階ではまだ決まっていません。

EV車だけでなく、ガソリン車にも導入するのかという点が重要ですよね。

そう今日距離課税を導入しようとする理由が、
「EV車は車体が重いので道路に負担がかかり維持・補修するのにお金がかかる」

ということでしたが、道路に負担がかかるのはガソリン車でも同じですよね。

もし、ガソリン車も走行距離課税を負担するとなれば、ガソリン車に乗っている方の負担は増大します。

しかも、現在の車には「自動車重量税」というのがすでにかかっています。
これも道路に対する負担が多いから補修のために費用を負担してねという税金です。

そうなると走行距離課税と重複し、ガソリン車は2重で税金を払うということになりますよね。

「若者の車離れ」ということが言われていますが、車を持つことでこんなにお金がかかるのであればそりゃあ車なんて持たないよね~ということですね。

田舎の場合は?

地方であれば車が必須になってきますよね。
そうなると必然的に地方在住の税負担が大きくなります。

地方在住の方だけではなく、物流に関するところにもしわ寄せがありますよね。
ただでさえ輸送費がかかって物の値段が上がって大変なのに、さらに税負担も大きくなるとかなり生活が苦しくなるのは目に見えています。

走行距離課税はいつからでいくら?

走行距離課税に関しての議論はまだされている最中で、増税額や適応時期の詳細もまだ決まっていません。

ですが、多方面からかなり反発の声が上がっているので中身については現在出ている情報から見直される可能性もあります。

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