最近話題になっている昆虫食。
話題になっているというより、なんだがゴリ押し感がハンパないですね。
日本でもイナゴの佃煮などを食べることもありましたが、
なにがなんでも食べさそうとしている風潮に疑問もあります。
給食に出す、なんて噂も。
昆虫食がやたらゴリ押しされる理由は何なのでしょうか?
陰謀論まででているようですね。
昆虫食を食べるにあたっての安全性はどうなっているのか、メリットやデメリットについても調査してみましたよ。
ちなみに楽天やアマゾンではこのような昆虫食が売られています。
かなり売れているようです・・・好奇心で購入してみては???
昆虫食のゴリ押しの理由は?
昆虫食がゴリ押しされている理由は、SDGsにあります。
SDGsとは?
持続可能な開発目標のことで、世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題などの課題を世界のみんなで2030年までに解決していこうという計画目標のことです。
「それと昆虫食がなんの関係が?」
と、思いますよね。
SDGsの目標には17個ありますが、昆虫食を食べることでこの目標を達成できるというのです。
その目標がこの3つ。
- 温室効果ガスの排出が少なくて済む
- 持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
- 飢餓をゼロに
それぞれを解説しますね。
温室効果ガスの排出が少なくて済む
牛や豚、鶏を飼育するにあたり温室効果ガスがかなり排出されるのですが、
昆虫だとそれが驚異的な少なさで済むということ。
牛や豚をの代わりに昆虫を食べたら温室効果ガスが少なくなって、気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じるに該当するというのです。
持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
牛や豚や鶏を飼うには大量の水が必要です。
ですが、昆虫なら水や農地が少なくて済むというのです。
それがSDGsの目標・陸の豊かさも守ろうという項目に合致する・・・そうです。
飢餓をゼロに
人口が増加すると動物性たんぱく質が不足するといわれていて、
現在も栄養失調で多くの方が亡くなっています。
牛・豚・鶏・ムシの100gあたりに含まれる動物性たんぱく質の量が、
牛豚鶏に比べ、ムシの場合3倍多いそうです。
ムシから動物性たんぱく質をとれば栄養失調でなくなる方を救えるということのようです。
このSDGsという計画目標から急速に昆虫食がクローズアップされているということなんです。
昆虫食の陰謀論とは?
ネット上では様々な昆虫食に対する情報があり、反昆虫食の方はこのように言われています。
- コオロギには発がん性があり、コロナワクチンで免疫を下げたところに虫を食べさせ、がん利権を狙っている。
- コオロギには微毒があり、妊婦は禁忌(漢方医学から)
- イナゴは稲が主食だが、コロオギは雑食なので死骸などを食べている。
- コオロギは熱処理しても細菌は残る
- 昆虫由来のアレルギーが出る可能性がある
- 重金属が体内で濃縮される危険性もある
- コオロギを食用にする問題点のエビデンスはまだ足りていない
昆虫食の安全性やメリット・デメリット
やはりこれまで昆虫が一般的に食べられていないという背景を考えると、食べ続けることでどういった影響が出るかについてはまだまだわからないことが多いですよね。
SDGsの目標を達成できるのであればそれはメリットと言えるのかもしれませんが、
デメリット部分が少しわからないことが多いことから拒否反応が多いことも納得です。
もしかしたら陰謀論に挙げられていることのように、
細菌やアレルギーの問題は今後昆虫食が進むにつれて出てくるかも・・・
100%安全です!!・・・とも言い切れないように思ってしまいました。
給食などで強制的に入れてくるのはやめてほしいかな~とは思います。
それにしても昆虫食の商品って結構あるんですね~
興味ある方はお試しあれ♪