エホバの証人はキリスト教系の新興宗教です。
なぜエホバの証人は輸血を禁止するのでしょうか?
宗教に馴染みのない方であれば「なぜ?」「理由は?」と気になるのは当然ですよね。
宗教が絡むとなんだかややこしく感じますよね。
輸血拒否事件の概要を解説をしたいと思います。
そしてその後はどうなったのかについても調査してみました。
エホバの証人の輸血禁止の理由なぜ?
そもそもエホバの証人の輸血禁止の理由はなぜなのでしょうか?
命に係わるこをどういう解釈で禁止にしているのでしょうか?
輸血禁止にするのは旧約聖書創世記9章やレビ記17章の記述を根拠に禁止しています。
例えばこのようなところ
すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。
しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。
あなたがたの命の血を流すものには、わたしは必ず報復するであろう。引用元:旧約聖書創世記9章
このような記述があるから輸血はしないと言っているんです。
エホバの証人の輸血拒否事件の概要をわかりやすく解説!その後は?
実はエホバの証人の輸血問題は以前からありました。
医療現場で輸血拒否をしてトラブルをたびたび起こしています。
過去の大きな事件では1985年川崎市の小学生の男の子がダンプカーにはねられ重傷を負った事故です。
病院に搬送されたときはまだ意識があったようなのです。
しかし、エホバの証人の信者夫婦が交通事故にあった息子の輸血を拒否し、息子さんは亡くなってしまいました。
その後は?
神奈川県警は輸血拒否と死亡の因果関係について監察医に鑑定を依頼しましたが、
結局、
「輸血されたとしても、必ずしも生命が助かったとは言えない」
という結論にいたったようです。
県警はダンプカーの運転手を業務上過失致死罪容疑で送検・起訴され罰金15万円の略式命令。
両親は保護責任者遺棄罪の追及はしないことになりました。
エホバの証人とは?
エホバの証人はキリスト教風の新興宗教です。
キリスト教系列と一緒にされがちですが、
カトリック教会・正教会・プロテスタント教会諸宗派というキリスト教の主流層からは
「キリスト教などではない!」
とされています。